コーチング

2026年元旦:目標を立てるのをやめた瞬間、未来は「確定」する

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

苫米地式コーチング認定コーチの丸山和代です。

2026年という新しい年が始まりました。

今日、多くの方が「今年の目標」を立てているかと思いますが、あえてここで、認知科学的な視点から衝撃的な事実をお伝えします。

「今年こそは〇〇を達成したい」という目標設定は、今すぐ手放してください。

なぜなら、その行為こそがあなたの変化を阻む最大の「ブレーキ」になりかねないからです。今日は、2026年を劇的に変えるための「ゴールの立て方」と「内部表現」の書き換えについてお話しします。

1. なぜ「目標設定」があなたの足を引っ張るのか?

多くの人が行う「目標設定」は、実は「現状の肯定」に他なりません。

「年収をあと10%上げる」「もっと健康になる」といった目標は、今の自分の延長線上でしかありません。

現状維持のホメオスタシス: 私たちの脳には、現状を維持しようとする強力な機能(恒常性維持機能)があります。今の自分をベースにした目標は、このホメオスタシスの内側に収まってしまい、脳にとって「切実な変化」として認識されません。

「不足」の刷り込み: 「達成したい」と願うとき、脳は同時に「今は達成していない」という情報を強く認識します。結果として、脳は「達成していない自分」を維持しようと働いてしまうのです。

2. 「現状の外側」にゴールを置く

2026年を分岐点にするために必要なのは、目標ではなく「現状の外側のゴール」です。

特徴 一般的な目標 現状の外側のゴール
位置 今の自分の延長線上 今の自分には達成方法が想像もつかない場所
感覚 努力して「取りに行く」 「先にそちら側の住人になる」
脳の反応 変化を拒む(現状維持) 認知的不協和により現状を書き換える

ゴールは、今の自分には「どうやって達成すればいいか見当もつかない」ほど遠く、大きなものである必要があります。

「方法が見えないからこそ、脳は初めてスコトーマ(心理的盲点)を外し、新しい情報を探し始める」のです。

3. 「なる」と決めた瞬間、世界の配置が変わる

コーチングにおける「ゴール設定」とは、未来に旗を立てる行為ではありません。

「今、この瞬間の内部表現」を、すでにゴールを達成している自分に書き換えることです。

あなたが「私はすでにゴール側の住人である」と静かに、しかし確信を持って決めた(=エフィカシーを高めた)瞬間、世界の見え方は一変します。

  • 脳のRAS(網様体賦活系)が、ゴールに必要な情報だけを拾い始めます。

  • 今まで気づかなかったチャンスや人脈が、目の前に現れ始めます。

  • 無理な努力(Have to)ではなく、やりたくてたまらない衝動(Want to)で動くようになります。

これは奇跡ではなく、脳の物理的な情報処理の仕組み(スコトーマの外れ)によるものです。

4. 2026年を「確信」の中で生きる

元旦の今日、細かなTODOリストを作る必要はありません。

それよりも、「ゴール側の自分」のセルフイメージに浸ってください。

  • ゴール側のあなたなら、今日誰と会い、どんな言葉を交わしますか?

  • どんな姿勢で、どんな表情で、この2026年をスタートさせますか?

未来は「いつか来るもの」ではなく、あなたが「今、どのセルフイメージを採用するか」によって決まります。あなたが内部表現を書き換えれば、物理的な現実は後から必ず追いついてきます。

結びに:2026年のあなたへ

人生が劇的に変わる瞬間、それは派手な出来事が起きる時ではありません。

自分の立ち位置を、静かに、そして力強くゴール側へシフトさせたその瞬間に、すべては決まります。

2026年。あなたは何かを追いかける存在ではなく、ゴールを起点に現実を再構築していく存在です。

あなたの幸せをお祈りしています。