なぜ、頑張っても人生が変わらないのか？
「もっと収入を上げたい」
「理想のパートナーと出会いたい」
「自信に満ちた自分になりたい」
あなたは毎日頑張っているのに
なぜか人生が思うように変わらない…と
感じたことはありませんか？
もし、あなたがそう感じているなら
その原因は努力や能力不足ではありません。
実は、未来に対するアプローチが
根本的に間違っているだけかもしれないのです。
多くの人は、未来を「こうなったらいいな」と
“お願い”しています。
しかし、これでは現実は1ミリも動きません。
なぜなら、私たちの脳は「現状を維持すること」を
最優先にプログラムされており
漠然とした願いだけでは変化を拒んでしまうからです。
この記事では、日本の成功哲学の祖・中村天風と
現代の認知科学に基づく苫米地式コーチングの
驚くべき共通点から、未来を”決める”ことで
現実を創造する具体的な3つのステップをご紹介します。
未来は「願う」のではなく「決める」もの
中村天風、そして苫米地式コーチング。
時代も分野も違うこの2つの教えには
願望実現における、揺るぎない共通の真理があります。
それは、「未来は”願う”ものではなく、先に”決める”ものだ」ということです。
未来を「こうなる！」と先に決めてしまうと
脳はそれを「達成済みの現実」だと錯覚し始めます。
そして、その「決めた未来」と「現状」との
ギャップを埋めるために、無意識がフル稼働し
必要な情報や方法を勝手に探し始めるのです。
これは精神論ではなく、脳の仕組みを利用した
現実創造の「技術」です。
それでは、具体的な3つのステップを見ていきましょう。
未来を創造する3つのステップ
ステップ1：未来の自分を”演じる”（身体から変える）
まず、あなたが「こうなれたら最高だ！」と
思える理想の自分を、ありありと想像してください。
その自分は、どんな表情で
どんな姿勢で、どんな言葉を話していますか？
中村天風は「積極的な心が積極的な現実を創る」と説きました。
自信がなくても構いません。
まず「形」から入るのです。
胸を張り、顔を上げ、自信に満ちた
“未来の自分”を演じてみてください。
身体の状態が変われば、心の状態も変わります。
姿勢を変えることは、最も簡単で強力な自己変革の第一歩です。
ステップ2：未来の言葉を”口癖”にする（言葉で変える）
次に、その”未来の自分”が
当たり前に使っているであろう言葉を
今の自分の口癖にしましょう。
これは苫米地式でいう「アファメーション（自己肯定宣言）」
であり、天風哲学の「暗示の活用」です。
- 「私は運がいい」
- 「私は日々、理想の自分に近づいている」
- 「私には、すべてを解決する力がある」
ポイントは、「～だ」「～である」と完了形で断定すること。
言霊の力で、あなたの潜在意識を
“未来の自分”の基準へと書き換えていきましょう。
ステップ3：”現状維持のささやき”を断ち切る（思考を断つ）
このワークを始めると、必ず「どうせ無理だよ」
「変われるわけない」という心の声が聞こえてきます。
これは、脳が現状を維持しようとして
送ってくる、強力な抵抗です。
中村天風は、こうした消極的な感情が湧いたとき
息を止めて下腹部に力を込める
「クンバハカ」で雑念を断ち切れと説きました。
あなたも、自分なりのスイッチを作りましょう。
例えば、ネガティブな声が聞こえたら
パン！と手を叩いて、「この考えは、未来の私には不要だ！」
と心の中で宣言するのです。
この儀式が、過去の自分への執着を断ち切る強力なアンカーとなります。
まとめ：決めた瞬間から未来は動き出す
この記事でお伝えしたかったことは、以下の3点です。
1、未来は「願う」のではなく
「決める」ことで、脳のスイッチが切り替わる。
2、「身体」と「言葉」を未来の自分に
ふさわしいものに変えることで
心と現実が後からついてくる。
3、現状に戻そうとするネガティブな思考は
意識的に「断ち切る」儀式を作る。
未来は、過去の延長線上にはありません。
あなたが「こうなる！」と決めた瞬間に
新しい現実が、その瞬間から創造され始めるのです。
まずは騙されたと思って、この3つのステップを
試してみてください。
身体が、言葉が、そして意識が変われば
あなたの現実は必ず好転し始めます。
この記事が、あなたの素晴らしい未来の
きっかけになれば幸いです。
あなたの幸せをお祈りしています。
