コーチング

運命の人を「探す」のをやめた時、最高のパートナーは「現れる」。―苫米地式コーチング的・愛される人の「整え方」

こんにちは。苫米地式認定コーチの丸山和代です。

「なぜ私だけ、運命の相手が見つからないんだろう」、「婚活や恋愛に、漠然とした焦りや不安を感じている」もしあなたが今、そうした悩みの渦中にいるとしたら、それは、あなたが「愛」というゴールへのアプローチを少しだけ間違えているからかもしれません。

多くの人は、パートナーを必死に「探して」います。 しかし、コーチングの視点から見ると、その「探す」という行為そのものが、ゴールを遠ざけている可能性があります。

なぜなら、「探す」という行為の裏には、「私には今、足りない」という強力なセルフトーク(自己対話)が隠れているからです。

その「欠乏」の意識が、あなたのコンフォートゾーン(無意識が快適だと感じる領域)を「足りない」現状に固定してしまうのです。

この記事では、恋愛やパートナーシップというゴールに対し、「探す」のではなく「整える」という新しい視点をお伝えします。

必死に相手を探す行為。 例えば、マッチングアプリを変え、服装を変え、会話のテクニックを学ぶこと。

これらの努力は、横移動に過ぎません。 わかりやすく言うと、今の自分と「同じ高さ(抽象度)」のままで、場所や方法だけを変えている状態です。

しかし、愛は「探す」ものではなく、あなたの「状態」に共鳴して「現れる」ものです。

本当に必要なのは「横」への移動ではなく、「縦」への移動=あなたの「抽象度」を上げることなんです。

抽象度を上げるとは、嫉妬、不安、承認欲求といったノイズ(低い視点)から抜け出し、より高い視点で自分の「あり方」を見つめ直すこと。

「愛されていない」(現状)のコンフォートゾーンから抜け出し、「すでに愛されているのが当たり前」(ゴール側)の高いエフィカシー(自己効力感)を持つこと。

人は、自分と同じ抽象度、同じエフィカシーの高さの人としか、本質的に出会えないようにできています。

だからこそ、追うのではなく、整える。 それがゴール達成の絶対原則です。

「焦り」は欠乏の電波。「安心」こそが最強のフェロモン

 

「早くしないと」「このままではダメだ」 恋愛がうまくいかない人ほど、この「焦り」に支配されています。

ですが、その「焦り」こそが、「私は満たされていない」と世界に宣言する「欠乏の電波」なのです。 その電波を発信し続ける限り、あなたの現実は「満たされない」ままになってしまいます。

逆に、本当に長く愛される人は、圧倒的な「安心感」をまとっています。

これはコーチングでいう、「何があっても大丈夫」というエフィカシーの高さの現れです。

考えてみてください。 人は、一時的な見た目(低い抽象度)よりも、その人が持つ「心の落ち着き」や「安定感」(高いエフィカシー)に、本質的に惹かれるのではないでしょうか。

「安心」こそが、人を惹きつける最強のフェロモンなのです。

未来の自分へ:今日からできる「整え」の習慣

 

では、どうすれば「整った」自分になれるのか? 難しく考える必要はありません。まずは、この2つを意識してみてください。

1. セルフトークを「ゴール側」に書き換える

「愛されたい」と思うのは、「今、愛されていない」という現状認識です。 そう思った瞬間、すかさず「私はすでに愛されている」「私にふさわしいパートナーがいて当然だ」と、セルフトークを書き換えてください。

脳は、あなたが発する言葉通りの現実を「当たり前」だと認識しようとします。

2. 「待つ時間」を「整える時間」に変える

相手からの連絡を待つ時間、次の出会いを待つ時間。 その時間を「焦り」で満たすのはやめましょう。

その時間は「停滞」ではありません。 ゴール側の自分にふさわしく、自分を「整える」ための大切な時間です。

筋トレをする、仕事に集中する、部屋を掃除する、瞑想する。 自分を心地よく「整える」ことに意識を集中してください。

運命の相手は、あなたが血眼になって「探す」ものではありません。

あなたが自分の抽象度を上げ、エフィカシーを高め、「愛されているのが当たり前」というゴール側の自分になっている時。

その「整った」あなたにふさわしい最高のパートナーが、自然とあなたの目の前に「現れる」のです。

なぜなら、ゴール側のあなたにとって、それが「当たり前」の現実だからです。

まずは今日の深呼吸から。

「探す」のをやめて、「整える」ことを始めてみませんか?

あなたの幸せをお祈りしています。