コーチング

刷り込みと信じ込みにより、あなたのルーツは作られる

皆さまは、福澤諭吉の

「心訓」をご存じですか?

一、世の中で一番楽しく

立派なことは

一生を貫く仕事を持つことである

一、世の中で一番みじめなことは

教養のないことである

一、世の中で一番さびしいことは

仕事のないことである

一、世の中で一番みにくいことは

他人の生活をうらやむことである

一、世の中で一番尊いことは

人に奉仕して決して

恩を着せないことである

一、世の中で一番美しいことは

全てのものに愛情を持つことである

一、世の中で一番悲しいことは

嘘をつくことである
私の両親は、医師ということもあり

私が幼いころから、自宅の壁には

この「心訓」の額が掛かっていて

よく母に朗読させられました。

 

 

土曜日に、超大物メンターとの

会話中に、この「心訓」こそが

自分かけられたマインドの

刷り込みであることに

気づきました。

 

 

私は、この心訓を見た時、これらを

全て達成しなければ人間失格という

強烈な恐怖を覚えました。そして

それらの全てを達成しているのが

両親であると思っていました。

 

 

これは、いつの間にか信念となり

この信じ込みと刷り込みがルーツと

なり、「正しさ」を追求してしまう

心の奥深くにある自身のブロックに

気づき、ようやく解放されました。

 

 

しかも、この「心訓」ですが

最近になってわかったことですが

なんと、福澤諭吉の言葉ではなく

作者不明の、偽作である

というのです。

 

 

「心訓」は1967年頃にできたようで

どのような方法で流布したのか

定かではありませんが

主に、医療分野に、この立派な額が

普及していき、様々な病院の理事長室に

掛けられていったようです。

 

 

半世紀前だと、相当信じられる

情報でないと途中で挫折して

流布されなかったことが予測されます。

ですから、皆が納得して流れて

行ったことになります。

 

 

当時、私の父が、嬉しそうに

この額を箱から出していたことを

今でも鮮明に思い出します。

 

 

そして、子供の私は

この偽物の「心訓」が

正しいことだと信じ

毎日のように朗読しました。

 

 

偽物が自分のルーツになるって

こんな危険な話はないですよ。

 

 

改めて、心訓を読み直してみました。

末尾の一項

「一、世の中で一番悲しいことは

嘘をつくことである」…

 

嘘をつかれた被害者多数ですね。

 

私の親も被害者です。

 

 

皆さまにとって、ルーツとなる

言葉はありますか?

 

 

真実だと思っていることが

実は、真実ではないことがあります。

 

自分が全く意識しない間に

刷り込まれてしまっていることで

実は、苦しんでいることが

あるかもしれません。

 

思い当たることがあれば

その刷り込みと信じ込みを

手放してもいい頃かもしれませんね。

 

あたなの幸せをお祈りしています。